丸鶏で作ったローストチキンは美味しいので時々作ったりロティサリーチキンを買ってきたりします。
ちなみにロティサリーチキンとは鶏を1羽まるごと、串に刺して回転させながらあぶり焼きにした料理のことを言うそうです。
写真は時々作る丸鶏ローストチキンです。
家では串に刺して回転させながらあぶり焼なんかできませんので丸鶏をオーブンで焼くだけです。
難点が丸鶏自体が高いのとスーパーではクリスマス時期以外はあまり見かけません。
スーパーで売っているチキンレッグは結構大きいのでこれが丸鶏ならどの位の鶏かと思うほど大きいいです。
チキンレッグだけをオーブンで焼いてもなぜか丸鶏の様なジューシーな味になりません。
焼くとき切った肉の断面から水分が逃げているのではないでしょうか?
丸鶏には断面が無く鶏皮でおおわれているので外はパッリ、中はジューシーになると推測しました。
合体して丸鶏風
チキンレッグ2本を合体させて断面が無く鶏皮で覆われた状態を作り丸鶏風にローストしてみました。
鶏肉
チキンレッグ2本とむね肉を用意。
改めて見ると丸鶏よりはるかに大きいです、むね肉はチキンレッグの中に包める位にカットしました。
スタッフィング
丸鶏の場合スタッフィングと言ってお腹にお米や香味野菜などを詰めますが今回は香り付のローズマリーのみ挟みます。
そしてカットしたむね肉も一緒に挟みます。
両方右足
挟んでみると重大な事が判明しました。
なんと2本とも右足です!
2本1パックで買うと同じ足がセットされている様です、パックするとき右と左を入れると方向的にパックし難い為でしょう。
丸鶏風を目指しましたが今回はビジュアルは諦めます。
合体
タコ糸で縛ります。右足ふたつがちょっと不気味です。
端の方は爪楊枝で止めて肉の面が見えない様にしました。
味付け
エルブ・ド・プロバンス(ハーブミックス)やクレイジーソルトを振りかけてオリーブオイルを塗りました。
エルブ・ド・プロバンスは塩分が入ってないの完成した料理の最後に一振りやクレイジーソルトと合わせてお好みの塩分に調整できます。
ここからは普通の丸鶏と同じ工程です。
180℃に予熱したオーブンで45分焼、裏返して20分ほど焼きます。
良い感じです、表面をもっと焼いてもいいですが今回初めてで焼き加減が解らないのでここで終了します。
完成
カットしたむね肉の残りはフライドチキン風に揚げました。
大成功です、丸鶏の様に中はジューシーです。
むね肉もしっとりしてパサついていせん。
丸鶏のローストチキンと同じ味です、骨は足の太い骨だけで切り分けも簡単でガラがほとんどありません。
食べるところいっぱいです。
まとめ
見た目にこだわるならチキンレッグをスーパーで買う時に右と左を確認しましょう、あと手羽元などもくっつけて焼くとより丸鶏風になると思います。
また、今回作って思ったのがむね肉を大きくしてレッグを3本とか4本合体させてにして人数分のレッグを丸鶏風に焼くことも可能です。(奇妙な見た目になるでしょう)
丸鶏の様に切り分けた時の部位で揉める事が無くなります。
丸鶏を買うより安くて大きいチキンレッグが食べれることが解りもう丸鶏は買う必要が無くなりました。
次回はスタッフィングにも凝って作ってみます。
簡単ですので皆さんも作ってみてはいかがでしょう!