愛車ワーゲンポロも9年目。
少し前から雨が降った翌日に右のヘッドライトだけが曇る現象が発生。
数日すると消えていたので放置しているとだんだん、曇っている期間が長くなりついに内部に水が溜まってました。
車を揺らすとちゃぷちゃぷ水が揺れるほど。
こんな状態でもヘッドライトは正常に点灯していますが壊れるのも時間の問題。
ネットで調べると欧州車あるあるのようでワーゲンに関わらずベッツやBMWで内部も水滴が付くようです。
ライトの裏からバルブのゴムキャップを外してドライヤーで乾かすなどいくつか方法はあるようですがここまでひどいとヘッドライトを外して水を排出するしかありません。
2か所のトルクスネジを外せば外れるようですがこれを外す為だけにトルクスドライバーを買うのは勿体ないと思ってましたがなんと車載道具にトルクスドライバーが標準装備されてました。
ヘッドライトを外すのは初めての経験でしたが意外と簡単に外れました、トルクスネジを外し裏側から押し出し感じです。
家のベランダで水の排出作業です。
少し傾けると大量の水が出てきました。
配線は防水加工では無いのでショートしなくてよかった。
内部を乾かすために外したウインカーバルブの穴にドライヤーの温風を送りこみますがなかなか乾きません。
温風の逃げ道が無いので最終的にヘッドライトの裏ブタを外し温風の逃げ道を作ると見る見るうちに内部の曇りが取れました。
念のため冷風に切り替えて30分ほど継続。
見た感じではヘッドライトにヒビなど無いようですが再発防止のために雨の侵入経路を塞ぎます。
ネット情報ではシリコンでコーキングしている記事がありましたが再発した時にコーキングしていると再施工が面倒なので呉のシリコングリスを使うことにしました。
本来の用途は潤滑ですが耐水性に優れて-50℃から250℃まで対応なのでエンジンルームでも問題ないでしょう。
レンズの継ぎ目全体にたっぷりシリコングリスを塗布。
見た目はあまり良くありませんが隠れる部分なのではみ出すぐらいのたっぷりと塗布。
シリコングリスを塗布して3週間ほど何度も雨が降りましたが曇る気配はありません。
問題ないようなのでやっと洗車に行けそうです。
ディーラに頼むとたぶん、ヘッドライトのユニット交換となるようで数万円はかかります。
今回、シリコングリス代(900円ぐらい)で作業時間も1時間程度。
ポロのヘッドライトの結露に困っている方へ素人でも意外と簡単でしたよ。
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