気温が高くなるに伴って「蚊」の季節がやってきました。
我が家ではリクガメを部屋で放し飼いしているので置き型殺虫剤はもちろん殺虫スプレーも使ってません。
最近、「ペットにも安全」やペット用の虫よけスプレーを見かけます。
多分、犬や猫などを対象としていると思いますが爬虫類に害が無いか調べてみました。
殺虫剤の成分
「家庭用殺虫剤」(虫ケア用品)には、さまざまな殺虫成分が使用されていますが、そのなかでも最も多く使用されているのがピレスロイド系の殺虫成分です。
ピレスロイド系はシロバナムシヨケギク(除虫菊)から天然成分とこれによく似た化合物の総称のようです。
ピレスロイドは哺乳類・鳥類など恒温動物には無害
ピレスロイドは害虫の皮膚や口から入り、神経に作用しマヒさせて虫を退治します。また、哺乳類・鳥類など恒温動物の体に入ってもピレスロイドは速やかに分解され、短時間で体外へ排出されてしまいます。
哺乳類・鳥類などは問題ないようですが爬虫類・両生類・魚類についてはどうでしょうか?
Q
昆虫や観賞魚がいる部屋で使用しても大丈夫ですか?
A
カブトムシやスズムシなどの昆虫を飼育しているお部屋では使用しないで下さい。
昆虫以外にも、魚類(熱帯魚や金魚など)、両生類、爬虫類などを飼育しているお部屋でも使用しないで下さい。
キンチョーQ&Aを詳しく見るとハッキリと爬虫類のいる部屋で使用しないでと書いてありました。
やはりピレスロイドはリクガメには害があるようです。
爬虫類に安全な殺虫剤
ネット調べた結果では爬虫類に安全な殺虫剤は見つけられませんでした。
ピレスロイド系以外の殺虫剤自体がほとんどないようです、やはり殺虫剤以外の方法で蚊を撃退するしかありません。
別記事、部屋にリクガメがいるので殺虫剤無しで蚊を撃退したい。で殺虫剤以外の方法をさがしてみました。
最近はカメ・トカゲ・カエルなどエキゾチックアニマルと呼ばれるペットを飼っている方も多くなりましたがやはりまだまだマイナーです。
「ペットにも安全」のペットにはエキゾチックアニマルは含まれないので注意しましょう!
これまで漠然と殺虫スプレーはリクガメに良くないだろーなーくらいの気持ちで使用していませんでしたが絶対NGとわかりました。
バルサンには要注意
今回、爬虫類と殺虫剤について調べていると悲しい記事を見つけました。
「殺虫剤を撒かれたよう」に、ペットのトカゲが突然死。原因を知って…絶句した
マンションの上の階の人がバルサンを焚いたことでが原因で亡くなった記事です。
これは他人事ではありません、「バルサン焚きます」と言われれば避難すること可能ですが知らない知らないうちに焚かれる可能性があると思うとゾッとします。
また、避難したとして何処くらい避難すればいいかわかりません。
バルサンのHPで調べたところ水槽などは「3日間はバルサンを使用した部屋には戻さないで下さい。」と書いてあり、十分に換気をされた後に使用していない部屋は水槽を入れていいとなっています。
念の為、一日程度は避難した方が良さそうです。
虫剤
イド
コメント