スーパーの鶏肉売り場でハーブ鶏を売っているのを時々見かけます。
鶏肉にハーブをつけた加工食品ではなく○○地鶏的な感じで鶏肉に国産ハーブ鶏と記載してある鶏肉のことです。
有名なところではケンタッキーの「国産ハーブ鶏を使用」と宣伝してので一度は聞いたことあると思います。
「ハーブ鶏」はハーブを食べさせて育てた鶏であることは想像できるのですがエサに「全部ハーブ?」「ハーブを餌に混ぜてる?」「混ぜてるならどのぐらい?」の疑問が浮かびます。
ケンタッキーさんはハーブの有無に関係なし大好きですが、ハーブ鶏の定義について気になったのでちょっと調べてみました。どうでもいいことですが(笑)
ケンタッキーさんのHPでは
「与えるエサはハーブ原料を含んだもので、脂肪や鶏肉独特のくさみが少ないおいしい鶏に育ちます。 さらに肉質がやわらかい生後40日前後の若鶏を使用しています。」
記載されています。
エサにハーブが混ぜてあり全部ハーブではありません。当たり前ですがバジルやルッコラだけで育つ訳がありません。
ではエサに入れるハーブの割合や種類に定義はあるのでしょうか?
JAS(日本農林規格)のサイトでも銘柄鶏や○○地鶏については定義はあるのですがハーブ鶏の定義は無さそうです。
ちなみ「地鶏肉」については明確に「由来血液百分率が 50%以上の・・・」と記載されています。在来種についても書かれています興味のある方は見てください。
どうもハーブ鶏には明確な定義は無いようです。
ただし、全国にはいろいろな銘柄鶏があり「一般社団法人日本食鳥協会」の全国の地鶏銘柄ガイドのページに「○○ハーブ鶏」と名前にハーブが付いた鶏が数種類あります。
美味しそうな鶏がいっぱいです。
これらはブランド鶏としてエサにまぜるハーブ種類や量を厳格に決めていると思われます。
結論
エサにハーブがすこしでも混ざっていればハーブ鶏と書いても問題なさそうです「ハーブ」の言葉の響きに騙されないで商品を選ぶ必要があります。
しかし、美味しそうに聞こえる「とてもいいキャッチコピーです。」
余談ですが「京都○○」と名前に京都がつくと薄味の上品なイメージですが「京都ラーメン」はかなり濃いとんこつラーメンです。
さっきケンタッキーさんのHP見たので食べたくなった今日はケンタッキーフライドチキンを食べようかな!
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