連日、ジャイアントパンダの「シャンシャン」の話題で持ち切りです。
現在は仕事の都合で千葉に住んでいますが関西人の私はには不思議に見えます。
関西ではジャイアントパンダの赤ちゃんは珍しくありません。
和歌山アドベンチャーワールドで何頭も生まれていて身近な存在です。
東京のメディアでまったく取り上げないのでパンダは上野動物園にしかいないと思っている人が多くいます。
まわりの人も関西にパンダが居るなんて思ってもいない様子です。
日本には9頭のジャイアントパンダ
大阪を離れて少し経ちましたのでちょっと調べてみました。
日本には2017年12月現在、9頭います。
上野動物園にシャンシャンと両親合わせて3頭、残り6頭は関西にいます。
神戸市立王子動物園
兵庫県神戸市にある王子動物園に1頭います、2010年までは「興興(コウコウ)」とメスの「旦旦(タンタン)」の2頭いましたが「興興(コウコウ)」は亡くなってしまい、今は「旦旦(タンタン)」だけです。
アドベンチャーワールド
関西では超有名なレジャー施設でサファリパークもある巨大レジャー施設です。
こどもが小さい時は良く行きました。
ここには現在6頭が暮らしていますが今までに15頭も生まれています。
しかも2014年には双子が生まれています。
「桜浜(おうひん)」・「桃浜(とうひん)」
去年生まれた「結浜(ゆいひん)」と3頭もこどものジャイアントパンダがいます。
パンダ好きなら絶対アドベンチャーワールドへ行くべきです。
パンダをゆっくり見れますし50分/7000円のパンダラブツアーなんかもあります。
アドベンチャーワールドのフォトギャラリーには写真がいっぱいあります。
中国に帰った?
中国から来た2頭と日本で生まれた15頭で延べ17頭がアドベンチャーワールドにいました。
そして11頭は中国へ帰っています。
実は日本にいるジャイアントパンダはすべて中国のもで日本で生まれても中国の所有権になります。
ワシントン条約で保護されている絶滅危惧種のパンダは売買が禁止いて繁殖の研究目的で貸与するかたちになっており、中国野生動物保護協会にお金を払うことになっています。
簡単に言うとレンタルしてる状態で生まれてたパンダが繁殖可能な時期になると中国野生動物保護協会へ戻ります。
上野動物園の「シャンシャン」もいつかは中国へ帰ります。
関西人のとっては大人になったパンダは中国へ帰るのは当たり前のですが「シャンシャン」で盛り上がっている人はこの事実を知っているのでしょうか?
ちょっと心配です。
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