香港旅行の2日目の夜ごはんは竹園海鮮野味飯で海鮮中華をいただきます。
現在では富園海鮮飯店と名前が変わっています。
ネットで香港の名物を調べると竹園海鮮味飯のチーズロブスターがヒットしますが何故かブログによって金額が全然違いました倍以上。
よく調べてみると竹園海鮮味飯と竹園海鮮野味飯はまったく別のお店でどちらもチーズロブスターが名物です。
竹園海鮮味飯はガイドブックにもよく載っている高級海鮮料理のお店で尖沙咀にお店があります。
はじめは「高級なのに安いな!」と思いましたが実は安いのは竹園海鮮野味飯の方でした。
複数のブログの紹介記事でも竹園海鮮味飯と書いているのに実際は竹園海鮮野味飯だったりしていました。
*2014年ごろこのお店を紹介していたブログの写真では看板が竹園海鮮味飯となっています。
平たく言えば竹園海鮮味飯の偽物です。
しかし今回は敢えて竹園海鮮野味飯店(富園海鮮飯店)へ行きました。
それは安くて美味しそうでビールが飲み放題だからです。
竹園海鮮野味飯(富園海鮮飯店)
尖沙咀からA1ルートのバスで富豪東方酒店(Regal Oriental Hote)で降りてすぐです。
googleのルート検索では35分となってましたが渋滞で1時間近く掛かりました。
前日、尖沙咀の本物の竹園海鮮味飯の前を通った時に写真をとりました。
高級海鮮店らしい店構えで見るかに高そうな雰囲気が出てます。
いっぽう
現在の看板は富園海鮮飯店となっていました。
観光ガイドに載る感じではないローカル感と怪しげな雰囲気が漂ってます。
尖沙咀の繁華街と違いこのあたりは薄暗くさびれた場末の感じ。
お店の前に生け簀があり、好きなものを選んで注文できるようですが今回はセットメニューにします。
注文はお店の外でおばちゃんと交渉
お店の外にメニューが貼ってありメニューを指さして外にいるおばちゃんに注文します。
お目当ては3人セットで600HKDでビール飲み放題!
(去年のブログ情報では550HKDでした。)
事前に予習しいたので迷わず注文できましたがおばちゃんと中国語・英語語・日本語の混じった謎の会話が始まります。
この記事を読んでお店に行かれるかたの参考に注文したときの会話を書いておきます。
分かりやすいようにおばちゃん会話を赤字、私を青字で大体こんな感じのやり取りでした。
さんわい
(三位を指さして)
*中国語の3(さん)と日本語の3(さん)は同じ発音
エビ 〇△*+? OR フライ?
(多分エビを茹でるか?揚げる?と言っています、エビとフライしか聞き取りできませんでしたが事前調べで茹でるにしました。)
ボイル
チーズ ロブスター
ヌードル OK?
NO
ヌードル OK?
NO
(ロブスターチーズに麺の追加を勧めてきますが事前調べで量が多いらしいので断りましたが何度も勧めてきます。)
ハト オア チキン
(鳩か鶏を選べます、なぜかハトは日本語でORとチキンと英語が混ざってます)
チキン
シャコチェンジ?
(魚料理のところでシャコに変えるか聞いてきます、事前調べで美味しいけど食べる所が少なく高いらしい)
NO
ビール フリー?
(ほんとうにビールが飲み放題か確認)
ビールフリーOK!
注文の間に奥さんと娘は先に店内に案内されます。
メニューを指さしながら一つ一つ丁寧に説明してくれますがほとんどが中国語です、メニューの中国語表記を見れば何となく分かりますが予備知識なしでは苦労しそうです。
いろいろ、生簀の食材を勧めてきましたがおばちゃんの言いなりなって食材を変更すると高価になりそうです。
3分ほどでセットの料理内容を変更なしのデフォルトで注文完了。
店内
周辺のさびれた感じとは違い店内はお客さんがいっぱいで活気があります、料理を運ぶ店員さんも大忙しです。
中国の観光客や日本人のお客さんは居ない様です。
熱いお湯(50℃以上?)が入ったボウルと食器と飲みものが運ばれてきました。
香港では食事が来る前にテーブルで食器を洗う習慣があるのは知っていましたが昔の話で今でもやっているとは思いませんでした。
このお湯が熱い!焼けどするほどではないですが一瞬触るのが限界のお湯に食器を浸けて洗います。
洗ったあと食器を拭くものはなく濡れたまま。
飲み物はオレンジジュースと超甘いお茶?、お茶は1口が限界の甘さ。
コップ1一杯飲んだら1ヵ月分の糖分を摂ってしまいそうな甘さです。周りの席をみるとゴクゴク飲んでます。
料理
最初に大きなお椀にみそ汁?がきます。
味は薄いとんこつスープのような感じ。
セブンイレブンで缶で売ってるのをみた金威啤酒。
あっさりとした口当たりで食事には合いそうです。
茹でた海老がきました!
絶妙な茹で加減で殻をむくとエビみそが飛び出してきます。
そのままでも醤油や塩でも美味しい!
このあと次々に料理がきます。
貝の蒸し料理?
ガーリックが効いて美味しーい!ビールがすすむ!!
チキン?
頭が付いてます、なんだがくちばしと頭の感じがハトではないかと思いながら奥さんと娘には言わず海老せんで頭を隠して頂きました。
味は絶品です、しっかりとした味の素揚げで美味しくて食べているうちに鶏でもハトでも気にならないぐらい夢中で食べました。
(後日、ハトを食べてい方のブログを見ましたがやっぱり鳩のようです)
チーズロブスター
殻付きで熱いチーズが掛かっているので食べ難いですがとても美味しい。
チーズはあっさりしたちょっと塩味でチーズチーズしてなく意外とあっさり。
麺を追加しませんでしたがチーズを絡めても美味しいそうですが料理はまだまだ来ます。
とこぶし!
柔らかく煮てあり美味しい、ビールが進みます。
飲み放題のビールはすぐにきます。
白身の蒸した魚に熱い香味油をかけた料理。
あまり日本にはない味付けと香辛料が香港を感じます。
まとめ
ビールは奥さんと2人でたぶん8本ほど頼んでお腹タプタプ料理もテーブルいっぱいで品数、ボリュームも大満足で腹がいっぱいです。
チーズロブスターに麺を追加しなくてよかったです。
他の席を見るとオレンジとゼリーのデザートがありますが食べきれないので来る前に席を立ちました。
メニューどおり3人で600HKDを現金でしはらい。(カードは使えません)
ビールの放題で美味しくてお腹いっぱい、コスパ最高です!
香港らしい食事が楽しめました、竹園海鮮野味飯店(富園海鮮飯店)に来て正解でした!
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